双極性障害と共に生きる。

双極性感情障害、パニック障害、社交不安障害と診断されました。日々のこと、病気のことを綴っていきます。

発病時

 

私は、発病する前、デパートで美容部員を2年間していました。

仕事はハードで、女性特有の縦社会でした。

そんな中でも、実家から通えたこと、

やりがいも大きい仕事だったので、

周りに退職者が続いても、そんなに苦ではありませんでした。

 

今の夫との交際も順調だったので、とても幸せに過ごしていました。

 

しかしながら結婚後して間も無く、

ある先輩の私に対する風当たりが強くなり、

常に怯えながら仕事をするようになりました。

 

何か問題が発生したとき、先輩の機嫌が悪い時は必ず、私が悪いのではないかと悩むようになったのです。

仲の良かった派遣社員の方もその先輩が原因で辞めていきました。

ある日その派遣社員と食事に行ったとき、

「ウナギさんはあの中で頑張っている」

この一言で私の中の何かが崩れていきました。

 

帰ってからは涙が止まらず、顔色を伺うことをもう放棄したい、

辛い思いはもう嫌だ、この世から消えてしまいたいという思いでいっぱいでした。

 

この姿を見かねた母と妹は、1時間半かけて私を迎えに来て、翌日心療内科へ連れて行ってくれたのでした。

 

今でも考えると、辛い状況でした。

コップの水が溢れるように涙が止まりませんでした。